沼の中から

「かわいい」しか言えない

独り言

超特急コーイチの脱退発表があってから明日で早1ヶ月だ。私にとっては死ぬほど長い1ヶ月だった。

 

やっと先日、6人の超特急を見た。

始まる前は「実感が湧かなくて泣かないかもしれない」と思っていた。披露する曲もPOLICEMENとかpretty girlとか、あまりフォーメーションを変えず、尚且つタカシくんがあまり踊らなくて済む曲をやると思っていた。フェスの大定番、バッタマンやBurn!は名前コールがある。バッタマンはコーイチが好きだった曲であり、「超特急で食ってきたい」もコーイチ発案の歌詞である。超えてアバンチュールはフォーメーション変更が大変かもしれない。なんて、無駄な予想を友人としては結局分からないなと思っていた。

 

 

overtureが流れた。ドキドキした。ワンがどうなっているのか、全く想像は付かなかった。ワンのタイミングの光は赤だった。いつもメンバーカラーに光るナンバーのところは全て無関係のカラーで光った。そうか、そう来るか、と思った。そして出てきた6人の超特急を見ても違和感を感じない程彼らは大きく、堂々としていた。

 

最初の曲のイントロがかかった瞬間、目が点になった。予想だにしていなかったBeasty Spiderだったからだ。この曲はダンスナンバーでありフォーメーションがしっかりとしている印象がある。どう変えて来るのか、どう埋めて来るのか、どう6人の超特急で違和感なく見せてくるのか、色々な不安な感情が交差した。でもそんな不安とは裏腹に超特急は完璧だった。完璧に仕上げてきて、6人でもやっていけると、むしろ初めから6人だったかのような、非の打ち所がないパフォーマンスを魅せてきた。超特急は私が思う以上に強くて、プライドが高くて、向上心を持っていて、止まっていなかった。ダンサーが前で踊りタカシくんが後ろで1人で歌う。その姿が完璧過ぎて思わず号泣してしまった。だが、2サビになるとタカシくんの左側に1人分のスペースが出来た。下手だったからそう見えただけだったかもしれない。でも確かにその時私は「1人足りない」と思った。さらに涙が出た。怒りとか悲しみとか、そういう感情でもなければ虚無感を感じたわけでもなかったと思う。初めは超特急が完璧過ぎて泣いていたけれど、次第に自分がなんで泣いているのか分からなくなっていた。

 

2曲目は絶対やらないと思っていたバッタマンだった。驚いた。本当に超特急は強くて、良い意味で予想を裏切って来るなと改めて思った。こんな時に思いたくなかったけれど。2番Aメロ、コーイチカリョウガタカシでひし形になって踊るところはコーイチの場所が空いたままだった。何故か違和感は感じなかった。不思議な気分だった。でもやっぱり足りないと思った。

 

3曲目はさらにまさかのMy Buddyだった。なんで超特急ってこんなに強いんだろう。強くあろうとするんだろう。3曲目にして既にこのセトリは勝負なのだな思った。別に勝ち負けとかはないけれど、いかに自分達が強いか、プライドを持って超特急をやっているのかの勝負だ。

1サビの "You are my Buddy" で「私2番聴けるかな?」と思った。タカシくんとはかけ離れたコーイチくんのあの特徴的な "You are my Buddy" の歌い方が恋しくなりそうだと思った。ソワソワしていたが、予想もしていなかった2番カットに加え、タカシくんの "You are my Buddy" の掛け合いはダンサー全員の "We are the Buddy" だった。こんなのズルいと思った。バッタマンの掛け合いもそうだったが、掛け合いのみをダンサーが歌うことでタカシくんが1人で歌えないところを補う。パフォーマンスの質の高さが売りである超特急がパフォーマンスの質を落とさず、メインダンサーバックボーカルというコンセプトを貫いたままパフォーマンスをする。どうしようもなく好きだと思った。6=100%にするために試行錯誤したパフォーマンスは本当に凄いと思った。そしてやっぱり完璧だなと思い、泣き続けた。

 

4曲目のKiss Me Babyもやらないと思っていた曲だった。ここまで言ってると何ならやると思っていたんだ?という感じだが、15ペアダンスもあるKMBはまさかだった。だから2番をカットして寸劇に入った時は正直ホッとしたし安心した。そして寸劇を見てこの日初めて笑えた。「あー、今日も超特急アホだなあ」と思った。褒めている。かわいいかわいいバレンタイン・キッスも見れた。きすの天ぷらが6個だったのはタカコ自身の分ってことにしておいてあげよう。自分のために。ああ、でもコーイチのコールの声が死ぬほど大きかったな。なんでここにいないんだろう。

 

5曲目のLove againも想定外だった。なんだかこの辺りからふわふわして、疲れて、現実味がだんだん無くなってきてあまり記憶がない。フルではやらなかった気がする。MCで新体制についてサラッと触れられた時も、もうふわふわしていて涙は出なかった。6曲目のDrive on weekは武勇伝が面白かったなあ。ネタがシビアで爆笑した。号泣の後は爆笑とか私の感情忙しいな。7曲目の超えてアバンチュールも予想外だったけど楽しかったなあ。

 

最後の曲はburn!だった。やるなら名前コールのところでユースケが喋ってコール出来ないようにするのかな?という話を友人としていたから、まあ予想通りだなと思った。最初丸3曲泣き続けたからもう泣かないだろうなと思っていたけれど、タカシくんの「僕達は強くなっていきます!」でまた泣いた。本当に本当に、どうしようもなく強いから困ってしまう。置いていかれてしまいそうなくらい強い。まさに進むメンバーと止まるオタクの図だ。メンバーは何も悪くないけれど。でもやっぱり、最後みんなで集まって曲が終わるところで真ん中にコーイチがいないのは全然理解出来なかった。カイくんもユーキくんも手が余ってるよ。私がそう見えたいだけで本当はそんなことないんだけど。

 

 

6人の超特急について書こうと思ったけれど、結局ただのPERFECT VALENTINEのレポみたいになってしまったな。ライブから2日経ったけれど、続々と更新されるSNSに触発されて気持ちの整理をしたくなったんだけども。上手くいかないなあ。ただの独り言すら上手く言えないくらい、自分の感情が何も分かっていない。

ただ、今夜はコーイチに戻って来て欲しくて仕方なかった。やっぱりなんで辞めたのか分からないし、今でも戻って来てほしいと思うし、7人の超特急が世界一だって6人の超特急に不義理なことを思ってしまう。この長い長い1ヶ月の間に色々あったせいで、コーイチは恐らくもう戻って来ないと悟ったし理解もした。でもやっぱり「なんでコーイチ辞めたの?なんで戻って来ないの?なんで理由すら言ってくれないの?」って聞き分けの悪いなんで星人に定期的になってしまうから困る。きっと戻って来ないことは理解していても、辞めたことは理解出来てないんだろうな。

 

 

PERFECT VALENTINEで6人の超特急を見てやっていけると思ってしまったのは事実だ。いや、この言い方は失礼かな。6人の超特急がやっていけると思ったのは、6人でも東京ドームに行けると思ったのは事実だ。彼らは強い。支えてくださいと言っていた彼らに支えられているのは私の方だ。6人は止まらずに進んでいくだろうし、これからも強くあり続けるだろう。そして私が超特急を好きな限り、一緒に苦しみもがきながら必死にしがみついていくだろう。

7人で東京ドームに行きたいと言ったコーイチの言葉が嘘ではないと、私は永遠に信じ続けるだろう。コーイチは超特急とメンバーのことが大好きで大切で宝物だったと、私は永遠に信じ続けるだろう。間違いなく超特急はコーイチの居場所だった。「コーイチに戻って来てほしい」この気持ちが消えることはないだろうけれど、いつかこの脱退が笑い話になる日が来ると信じて今は6人の超特急の成長を見ていきたい。

 

 

あんなに大きいコーイチの名前コール、初めて聞いたな。なんでコーイチいないんだろう。悪い夢、早く覚めないかな。